HiNTセミナー 2008-11

リサーチ&ビジネスパーク札幌大通サテライト(HiNT)では「科学技術の活用による商品開発」を目的として、 研究者・技術者と企業人の交流と連携を促進するため、 シーズ紹介セミナーをシリーズで開催中です。

つきましては、2008年度第11回目のセミナーを下記要領で開催いたしますので、 皆様のご参加をお待ちしております。

日 時: 2009年3月19日(木) 17:00〜18:00
場 所:  リサーチ&ビジネスパーク札幌大通サテライト(札幌市中央区大通西5丁目 昭和ビル1階)
主 催: (独)産業技術総合研究所 北海道センター
申込先: 電話 011-219-3359  FAX 011-219-3351   メール infohint-sapporo.jp
いずれかの方法で3月19日のセミナーに参加する旨と参加者のお名前、所属、連絡先電話番号をご連絡ください。  (注)上記@マークは文字としてコピー&ペーストができません。

講演者: 田坂 恭嗣さん
(産総研 ゲノムファクトリー研究部門 植物分子工学研究グループ)

演 題: 閉鎖型植物工場におけるジャガイモ水耕栽培技術の開発
要 旨:
 医薬品成分を生産する組換えジャガイモを栽培するため、 完全人工気象の閉鎖型植物工場に専用装置を作製してジャガイモ水耕栽培技術の開発を行っている。 得られる塊茎の多くは小芋だが、その単位面積収量は露地栽培の4倍を越えた。 露地栽培では“そうか病”や“シストセンチュウ”が重要病害であるが、 土壌を一切使わない水耕栽培ではこうした土壌病害虫は発生しない。 また、季節を問わず計画生産ができるうえ連作が可能なことも利点である。 今後は水耕栽培技術を種芋生産等に利用することも視野に入れて開発を進めたい。

事務局コメント:
 遺伝子組換えジャガイモの水耕栽培技術を確立するために、 まず遺伝子組換えを施していないジャガイモの栽培を試みたところ、 予想外によく生育して収量が多い結果となったとのことです。 ジャガイモに限らず、日照・温度・養分濃度などを自由にコントロール可能な状況下で 農作物の最適栽培条件を見出し、その結果を通常の農業用温室で活かすことにより、 コスト的にも事業化の可能な作物が色々とありそうな気がします。
 参考URL:
 田坂さんのReaDのペ−ジ
 田坂さんの研究グループのWeb