HiNTセミナー 2008-3
R&Bパーク札幌大通サテライト(HiNT)では「科学技術の活用による商品開発」を目的として、
研究者・技術者と企業人の交流と連携を促進するため、
シーズ紹介セミナーをシリーズで開催中です。
つきましては、2008年度第3回目のセミナーを下記要領で開催いたしますので、
皆様のご参加をお待ちしております。
講演者:
二俣 正美(フタマタ マサミ) 先生
(北見工業大学 地域連携・研究戦略室/文部科学省 産学官連携コーディネータ)
演 題: 溶射法による撥水性・親水性皮膜の開発
要 旨:
水をはじく撥水性材料は固液界面の付着力、流動摩擦抵抗力の低減に有効であり、
水にぬれやすい親水性材料は沸騰、蒸発、凝縮など、気液間の相変化を伴う伝熱促進に有効である。
このため、超撥水性・親水性材料は、関連応用分野におけるブレークスルー技術として国際的関心が高い。
材料のぬれ性は、表面の化学組成と幾何学的凹凸構造によって支配される。
ここでは、皮膜形成技術の1つである溶射法の特長を活かして開発中の、
(1)フッ化ピッチ(CF<1.6)分散型撥水性皮膜(接触角θ>140°)、
(2)廃乾電池焙焼粉末(43.0±3%ZnO、41.5±3%MnO、
5.0±2%Fe2O3)を用いて作製した親水性皮膜(θ≒0°)について紹介する。
これら(1)、(2)の皮膜は実用化に近い段階にあり、利用方法などに関してご助言をいただければ幸いである。
溶射法の面白さと応用範囲の広さを学ぶ絶好の機会ですので、ご参集ください。
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