この記事の内容は取材日=2009年2月10日時点のもので、現時点では組織構成などが変更されていることがあります。

「港町にして酪農地帯釧路・根室にIターン、陸海のフィールドを見つめる技術コーディネーター」釧路工業技術センター 原田隆行さん

 産学官連携のつなぎ手に焦点を当てる新企画のトップバッターに、「原田さんはまさに適任だと思います」と同僚は胸を張る。道東の港町・釧路を拠点とする釧路工業技術センターの原田隆行さんはときには漁師と共に船に乗り、ときには卵型のチーズづくりに奔走する。その柔らかな物腰の奥には技術コーディネーターとしてのブレない芯が通っている。

釧路工業技術センター 原田隆行さん(39歳)

昭和44年滋賀県草津市生まれ。自動車メーカー勤務を経て平成14年に夫婦で釧路へI(アイ)ターン、現在の勤務先へ。

水産・製紙・炭鉱、釧路三大産業の先を見据えて

 人口約20万人、東北海道の拠点都市である釧路市に、釧路工業技術センターが開設したのは平成14年のことだった。(…次のページへ)

北のものづくりサポーター

 北海道各地において活躍する技術相談・支援ネットワークの要となる人物を紹介するコーナー。活動内容やこれまでの実績のほか、その人の「人となり」を掘り下げて紹介します。

産学官連携

 大学や研究機関などが持つ技術やノウハウを民間企業の活動に結びつけて、新たな製品を生み出したり既存の製品の改良を行おうとする試み。さらに公的機関の補助金プログラムの利用を支援するなどして、企業の研究開発を「学」+「官」で支援・促進する。

 民間企業にとっては研究開発に外部の資源を利用できるメリットがあり、また大学や研究機関にとっても実際の産業に則した研究を行うことができるというメリットがある。

 通常は、産(民間企業)と学(大学・研究機関)のマッチングを、官(公的機関・支援機関)が取り持つことで実現している。

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