水質保全を指向したリン酸吸着材料およびリン酸センサーの開発

セミナーの日時 2010年7月21日
セミナーのタイトル 水質保全を指向したリン酸吸着材料およびリン酸センサーの開発
講演者 堺井 亮介(サカイリョウスケ)先生(旭川工業高等専門学校 物質化学工学科)
セミナーの紹介 河川へのリン酸およびその誘導体の流出は赤潮などの環境問題に直結することから、避けなければならない大変重要な課題である。従って、水環境の保全を担う上で、リン酸成分の排出抑制技術および定量分析法の確立が求められている。リン酸成分の排出抑制技術としては、特に農業等排水に焦点を合わせ、非建造物型の水処理技術としてリン酸吸着材料の開発を検討している。また、簡便かつ高感度なリン酸定量分析法として、全リン分析に適応可能なリン酸センサーの開発を目指している。具体的には、リン酸類に特異的な結合能を示すレセプター部位を高分子化合物に導入し、上記材料への応用を図っている。

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