寒冷地住宅の現状と高専連携での試み

セミナーの日時 2010年11月24日
セミナーのタイトル 寒冷地住宅の現状と高専連携での試み
講演者 森 太郎(モリタロウ)先生(釧路工業高等専門学校 建築学科)
セミナーの紹介  住生活の省エネルギー化は喫緊の課題であるが、北海道の住宅では関東の住宅の1.5倍のエネルギーを消費している。その6割が暖房、2割が給湯によるものである。一方で住宅の性能は非常に優れている。断熱、気密工法に関する技術は世界でもトップクラスであり、現実的な技術としては限界に近づいてきている。これ以上の省エネルギー化を進めるためには人体の熱取得に関するパラダイムシフトが必要である。

 釧路高専では、この世界トップクラスの技術を学ぶためにH19より文部科学省中核人材育成事業によって、北方型住宅を建設する試みを実施し、現在はその住宅を実験住宅とした、新しい暖房装置の開発に着手している。そのほか、現在、高専連携で実施している事業について報告する。

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