プロピオン酸菌を利用した発酵乳製品の開発

セミナーの日時 2011年12月13日
セミナーのタイトル プロピオン酸菌を利用した発酵乳製品の開発
講演者 川上 誠(カワカミ マコト)研究主幹(北海道立総合研究機構 食品加工研究センター 食品開発部)  
セミナーの紹介  北海道の生乳は良質で、道内には数多くのチーズ製造者が個性的なチーズを生産しています。プロピオン酸菌は発酵によってプロピオン酸を産生する、人や動物の表皮、腸管内に存在する微生物です。プロピオン酸菌の機能性は、整腸作用、ビフィズス菌増殖作用、コレステロールの低減、ビタミンの産生などが報告されています。しかし、食品での利用例は少なく、スイスなどで一部のチーズに利用されているのみで、国内ではほとんど利用されていません。当センターでは、北海道の乳環境からいくつかのプロピオン酸菌を分離し、これを利用した発酵乳やナチュラルチーズの開発に取り組みましたので、ご紹介いたします。

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