食品の機能性成分分析の標準化の試み

セミナーの日時 2012年1月24日
セミナーのタイトル 食品の機能性成分分析の標準化の試み
講演者 仲山 賢一(ナカヤマ ケンイチ)主任研究員(産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 分子生物工学研究グループ)
セミナーの紹介  食品中にはエネルギー源や体の構成要素となる成分の他に、生体の調節を行う機能を持つ成分が含まれていることがあります。その中には、健康な状態を保つため、あるいは特定の成分の吸収などを調節するものが知られており、医学的にその効果が実証されているものもあります。しかしながら、機能性成分の含量は、食品の生産・加工の段階で変化することも多く、さらに産地や季節による機能性成分の含量の変動も考えられます。機能性成分の分析・定量法は多くの研究者の努力により整備されてきていますが、我々はこれを裏付けるための標準化について検討を始めています。現在、公設研を始めとした関係各機関の協力を頂きながら、測定手法の標準化の検討および食品の標準化の検討も開始しております。本セミナーでは、産総研で行われている食品の機能性成分の分析に関わる標準化の試みの現状についてご紹介いたします。

セミナー一覧へ

お問い合わせ・相談申し込み

相談担当者スケジュール

【会員限定】施設利用