近赤外分光イメージングによる食品混入異物検出技術の開発

セミナーの日時 2012年3月22日
セミナーのタイトル 近赤外分光イメージングによる食品混入異物検出技術の開発
講演者 本間 稔規(ホンマ トシノリ)研究主任(北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 工業試験場)
セミナーの紹介  加工食品の製造工程では異物混入のクレームや事故などが起こらないように迅速・適切に対処することが非常に重要であり、そのため、X線異物検査装置や金属探知機などの導入が進んでいます。混入異物の例としては金属片、ガラス破片、プラスチック破片や人毛、昆虫の死骸などがあげられますが、まだまだ検出が困難なものが多く、最終的には作業者による目視検査に頼らざるを得ないのが現状です。

 これらを背景として現在、工業試験場では、北海道大学、民間企業との共同研究において、肉原料の加工食品を対象として混入異物検出や品質劣化などの安全性を評価する技術開発を進めております。

 本セミナーでは、工業試験場を中心として進めている、人毛、ゴム手袋破片、プラスチック破片などを対象とした近赤外分光イメージングによる異物検出システムの開発についてご紹介いたします。

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