食品や環境に含まれる物質の機能性の分析 -核内受容体アッセイ-

セミナーの日時 2012年5月23日
セミナーのタイトル 食品や環境に含まれる物質の機能性の分析 -核内受容体アッセイ-
講演者 扇谷 悟(オオギヤ サトル)(独立行政法人産業技術総合研究所生物プロセス研究部門 副研究部門長・北海道センター所長代理)
セミナーの紹介  食品の機能性や環境汚染の程度を知りたいとき、どんな成分が含まれているかがわかっている場合には機器分析が適していますが、機能性成分が不明な場合や未知の機能を探索する場合には生物の応答を利用した分析方法が利用されます。その一つが核内受容体アッセイです。人の体には48種類の核内受容体が備わっており、性ホルモンなどの増減に対して動的に応答しています。食品の成分にはこの核内受容体に「間違って」結合することによりホルモン様の機能を示すものがあります。このセミナーでは、産総研生物プロセス研究部門で行った食品副産物中の機能性成分の分析の例について紹介するとともに、新規発光酵素を利用した改良研究について紹介します。

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