薬物代謝酵素P450を電気を使って効率よく制御する技術の開発
 ~医薬品代謝分析や医薬品生産の効率化を目指して~

セミナーの日時 2013年9月25日
セミナーのタイトル 薬物代謝酵素P450を電気を使って効率よく制御する技術の開発

 ~医薬品代謝分析や医薬品生産の効率化を目指して~
講演者 独立行政法人産業技術総合研究所 北海道センター

     生物プロセス研究部門 生体分子工学研究グループ

        三重 安弘 主任研究員   
セミナーの紹介  ヒトP450酵素による薬物代謝反応の分析は、副作用のない薬をつくるために大変重要です。しかしながら、現在の方法は煩雑で、より簡便な分析法の開発が求められています。我々は、P450酵素反応が外部から電子を受け取って進行することに着目し、電気(化学)を使ってP450酵素反応を制御することで、薬物代謝分析を効率化する技術開発を行っています。また、ある種の微生物が持っているP450酵素は、医薬品の中間体を効率よくつくることができます。そこで、電気的P450酵素反応を活用した高効率な医薬品中間体生産を目指した検討も行っています。本セミナーではこれらの技術開発について紹介します。

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