第7回産総研北海道センター講演会「ユーザ視点に立った案内サインのデザインのためのサービス工学的アプローチ ~病院内の案内サインと駅のサインを例に~」

セミナーの日時 2013年12月17日
セミナーのタイトル 第7回産総研北海道センター講演会「ユーザ視点に立った案内サインのデザインのためのサービス工学的アプローチ ~病院内の案内サインと駅のサインを例に~」
講演者 赤松 幹之(アカマツ モトユキ)研究部門長(産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門)
セミナーの紹介 公共空間における案内サインのデザインは単に視覚的な観点からでは不十分で、公共空間内を移動する人々の特性に適合するようにしなければならない。しかしながら、設計する人が頭の中で考えただけでは対象とする人々の特性を正しく把握することは困難である。そのため、実際に移動する人々の特性を様々に計測して、それに従った設計方針を立てる必要がある。ここでは、病院内の案内サインの設計のために行った、立て替え前の建物での導線把握と案内における課題の把握と、それに基づいたサイン案の提案、そしてバーチャルリアリティを用いたサイン案の評価について紹介する。さらに、特に高齢者がうまくサインを利用できないとの指摘から、駅での移動を対象として、高齢者の認知機能低下が高齢者のサインの利用方策に与える影響について分析した研究例を紹介する。

セミナー一覧へ

お問い合わせ・相談申し込み

相談担当者スケジュール

【会員限定】施設利用