木質バイオマスの熱変換技術と生産物の紹介

セミナーの日時 2009年12月22日
セミナーのタイトル 木質バイオマスの熱変換技術と生産物の紹介
講演者 三浦 正勝(ミウラマサカツ)研究支援アドバイザー(産総研)
セミナーの紹介  地球温暖化の抑制策として、バイオマスの積極的利用が重要課題のひとつとなっている。バイオマスを原料に石油由来の化学物質全てが生産可能である。しかし、通常のバイオマスは分布密度が低く、その価値に比べて輸送コストが大きいという問題点がある。

 北海道は膨大な木材資源を有しているが、その恵みを十分生かしているとは言い難い。豊かな森林資源の維持と活用を図った林業の活性化は持続可能な北海道の確立に必須であり、そのためにも経済性を重視したバイオマス総合利用のシステム化が望まれる。

 バイオマスを熱変換して利用するには、熱エネルギー源として燃やすという単純な方法以外に、炭化・熱分解・ガス化などの技術を用いて、より付加価値の高い物質に変換して活用する方法がある。このような熱変換技術と、生産物である気・液・固体それぞれの特徴について、その概略をご紹介する。

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