水溶液中の生物試料やナノ粒子をそのままナノレベルで直接観察する技術(高分解能誘電率顕微鏡の開発)

セミナーの日時 2015年9月15日
セミナーのタイトル 水溶液中の生物試料やナノ粒子をそのままナノレベルで直接観察する技術(高分解能誘電率顕微鏡の開発)
講演者 小椋 俊彦(オグラ トシヒコ)上級主任研究員(産業技術総合研究所 生命工学領域 バイオメディカル研究部門 構造生理研究グループ)
セミナーの紹介 これまで電子顕微鏡を用いて水溶液中のそのままの生物試料や有機材料を観察することは電子線ダメージやコントラストが低いため極めて困難でした。
今回開発した誘電率顕微鏡では、水溶液中のそのままの生物試料やナノ粒子、ナノチューブを 10nm以下の高分解能でダメージ無く観察することを可能です。
観察方法は、電子線入射にともなう微小領域の電位変化を検出し、水とサンプルの比誘電率の差によりコントラストが形成され、極めてクリアな画像を得ることが出来ます。
本方法により、生きた生物試料やナノ粒子の形状及び分散状態を水溶液中で直接分析することが可能となります。
R&Bパーク札幌大通サテライト(HiNT)では「科学技術の活用による商品開発」を目的として、 研究者・技術者と企業人の交流と連携を促進するため、 セミナーを開催しています。 今回は、産総研北海道センターと共催し、第13回産総研北海道センター講演会兼2015年度第4回目HiNTセミナーとして、下記要領で開催いたしますので、 皆様のご参加をお待ちしております。

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