HiNTセミナー 2011-8「北方系園芸作物に秘められた多様な機能性と利用可能性」

私達は、日々様々な食物を摂取することにより生を維持しています。食卓を想像してみて下さい。食材のなかで、野菜や果物の種類が極めて豊富であることに気付くでしょう。これらの園芸作物は、そのカラフルな色合いで食卓に彩りを添えるだけでなく、甘、酸、辛、苦、渋等の様々な味覚を我々に提供します。人間の生体調節に不可欠なビタミンやミネラル等の供給源としても非常に重要です。また、最近癌や心筋梗塞といった生活習慣病の予防に関わる機能性成分の存在が明らかにされ、人々の関心を集めています。このように我々の生活に欠かせない園芸作物ですが、身近であるが故に見過ごされがちなことも多いのです。本セミナーでは、野菜や果物の意外な盲点をご紹介するとともに、北海道で栽培される果樹、野菜および近縁野生種の機能性成分を含む素材に着目し、資源の多様性および活用に向けた将来展望をお話ししたいと思います。

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