2016年10月30日 HiNT
一般公開セミナー「がん医療の最前線~遺伝子診断から、がん個別化医療へ~」(札幌)
がん治療は、遺伝子診断に基づいて、患者さん一人一人に最適な治療を行う「個別化治療」へと大きく変わりつつあります。 北海道大学病院では、平成26年から進めてきた「バイオバンク(生体試料管理室)」での研究成果をもとに、今年4月から、がん患者さんが持つがん遺伝子の異常を網羅的に調べる「がん遺伝子診断(クラーク検査)」を開始しました。このセミナーでは、クラーク検査の実績をもとに、がん個別化診断の必要性についてご説明するとともに、最新のがん薬物療法の現状や今後の展望についてご紹介します。