2018年1月18日 HiNT
平成29年度食品加工技術講習会 「味の見える化~味覚センサーの可能性~」(江別)
食品の「味」は、これまで呈味成分の分析や官能試験によって判断してきましたが、総合的な「味」の数値化ができず、客観的な判断が十分ではない、などの問題がありました。ところが近年、センサー技術の進歩に伴い、人間の舌を模倣した「味認識装置(味覚センサー)」が開発され、味の種類や強さを数値化することで客観的・総合的に食品の味が評価可能となり、企業の商品開発や品質管理において活用され始めています。今回、この味覚センサーについて学ぶための講習会を開催します。