2018年8月7日 HiNT
第101回サイエンス・カフェ札幌「ひとと自然の150年 〜北海道 映像でつなぐ記憶〜」
北海道のアイデンティティとは何でしょうか。それは,「森」「雪」「ヒグマ」に象徴される大自然です。北海道はこの自然の魅力によって,都道府県魅力度ランキングでも他を圧倒して常にトップであり,今では海外からも憧れの目で見られるまでになりました。一方で,150年の時を経ていま北海道は少子高齢化,地域の衰退に頭を悩ませています。これから先も,北海道をもっと活気あふれる地域にするために,魅力の源泉であるその「大自然」を見つめ直してみませんか?記憶の中にしかないかつての自然と,いまの自然。その変貌ぶりを見つめることで,北海道の自然が明治以来どのように開発され,守られてきたのかが分かります。そして失われたものは何だったのか,未来に何を残していくべきなのか,みんなで考えたいと思います。