CoSTEP修了式公開シンポジウム「地域が耕すサイエンス ~北のまちから始まる持続可能な未来への挑戦~」(札幌)

サイエンスの語源の一つだと考えられている、ラテン語の「scientia」は知ることという意味だそうです。何かを知るという行為は、決して研究室の中だけに留まる行為ではありません。顕微鏡から飛び出し、書籍からこぼれ落ちた「サイエンス」が世界には溢れています。そう、「サイエンス」は地域の中にも。これからの産業、持続可能な生活、危機に折れないまちづくり、地域の中での試行錯誤から新しい「サイエンス」が生まれています。このシンポジウムでは、3人の「サイエンティスト」をお呼びしました。一人目は、美深町と連携してチョウザメの陸上養殖の産業化に取り組んでいる北海道大学教授の都木さん。二人目は、林学を林業に実装化するために、厚真町に飛び込んだ厚真町役場の宮さん。そして三人目は、環境と暮らしという観点から地域行政に取り組む、下川町議員の奈須さん。みなさん、それぞれの立場から、データを検討し、システムを開発し、そして実践を批判的に分析しながら、新しい知を生み出されています。地域で耕される「サイエンス」、このシンポジウムではその耕し方について、みんなで考えていきます。

お問い合わせ・相談申し込み

相談担当者スケジュール