北のものづくりサポーター

北海道の産学官連携の要になる人々を紹介します

この記事の内容は取材日(2009年2月20日)時点のもので、現時点では組織構成などが変更されていることがあります。

「オホーツクエリアの中小企業を支援、Uターンで叶えた豊かな日々を満喫」北見工業技術センター 進藤覚弥さん

  北見地域の中小企業を支援する北見市工業技術センタ—の進藤覚弥さんは、センターの大黒柱的な存在だ。「一番落ち着いて仕事ができるのは札幌出張のバスの中」と日々の忙しさを笑いとばす豪快さを持つ一方で、この取材のために複数の資料や履歴書をも用意していてくれる手際の良さは「さすが」の一言。勤務15年目を迎える進藤さんの歩みを振り返る。

社団法人 北見工業技術センター運営協会
北見工業大学地域共同研究センター産学官連携推進員、インキュベーションマネージャー
進藤 覚弥さん(46歳)

昭和37年北見市生まれ。北見工業大学を卒業後、長野県に就職。Uターン後、平成6年に現在の職場に転職した。

産学官研究数、国内トップクラスの北見工業大学

 2006年、北見市・端野町・登呂町・留辺蘂町が合併し、新「北見市」が誕生した。(…次のページへ)

北のものづくりサポーター

 北海道各地において活躍する技術相談・支援ネットワークの要となる人物を紹介するコーナー。活動内容やこれまでの実績のほか、その人の「人となり」を掘り下げて紹介します。

産学官連携

 大学や研究機関などが持つ技術やノウハウを民間企業の活動に結びつけて、新たな製品を生み出したり既存の製品の改良を行おうとする試み。さらに公的機関の補助金プログラムの利用を支援するなどして、企業の研究開発を「学」+「官」で支援・促進する。

 民間企業にとっては研究開発に外部の資源を利用できるメリットがあり、また大学や研究機関にとっても実際の産業に則した研究を行うことができるというメリットがある。

 通常は、産(民間企業)と学(大学・研究機関)のマッチングを、官(公的機関・支援機関)が取り持つことで実現している。


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