北のものづくりサポーター

北海道の産学官連携の要になる人々を紹介します

この記事の内容は取材日(2009年3月23日)時点のもので、現時点では組織構成などが変更されていることがあります。

上司が見つめる飛川さん「アクティブなリーダー」

財団法人 十勝圏振興機構
事務局長 兼 プロジェクト推進課長
中田 信次さん

 私ども財団では現在10数本のプロジェクト事業を実施しています。主任という立場上、必然的に飛川君に業務が集中してしまいがちですが、彼は不平一つもらさない、立派な働きぶりです。これまで築いてきた企業さんからの信頼や期待を裏切りたくないという本人の責任感の表れだと思います。

 平成11年度の採用時には嘱託社員でしたが、慣れない土地での仕事にも関わらず、相手を思いやる的確かつスピーディーな対応で関係者から高い評価を得ました。「このような人材はぜひ確保しなければ」という事業主の判断から飛川君が正社員になったときも、誰もが納得の人事だと喜んだものです。

 アクティブなリーダーとしての資質は十分備えています。今後さらに研鑽を積み重ね、とかち財団の発展と地域経済の活性化に寄与することを期待しています。

先輩が見つめる飛川さん「天性の名裏方」

財団法人 十勝圏振興機構
研究開発課 兼 産業支援課課長
大庭 潔さん

 コーディネーターの仕事は進捗状況などの細かなチェックをすると同時にプロジェクトを大局的に見つめ、事業本来の目的からブレずに進めることが重要です。飛川くんは、まさにこのことができる数少ない人物。企業や大学の先生、研究者からも「彼の存在をなくしてプロジェクトの成功はない」と言わしめるほどの活躍です。これからの十勝地域の発展にとって欠かせない人物だといっても過言ではありません。

 どのプロジェクトにおいても決してしゃしゃりでず、裏方に徹っする姿勢は見事の一言。誰とでも明るく接する彼の性格こそ、この仕事に一番重要な要素ではないでしょうか。

 視察見学に来る地元の子どもたちにも優しく接することから、ちびっこたちの受けも良く、財団の事業紹介の場面でも彼の右にでるものはおりません。

財団法人 十勝圏振興機構

http://www.tokachi-zaidan.jp/
〒084-2462 帯広市西22条北2丁目23-9
TEL: 0155-38-8850 FAX: 0155-38-8809
代表者/理事長 高橋 勝坦
従業員数/28名(3月31日現在)
設立/平成5年8月9日

取材日:2009年3月23日 取材・文:佐藤優子

飛川 剛さん

「天性の名裏方」


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