北のものづくりサポーター

北海道の産学官連携の要になる人々を紹介します

この記事の内容は取材日(2012年2月22日)時点のもので、現時点では組織構成などが変更されていることがあります。

同僚が見つめる田中さん「馬力のある巻き込み上手」

帯広畜産大学地域連携推進センター
産学官連携コーディネーター
農学博士
丹治 幹男さん

 2年前にセンター勤務となり、2人と同じコーディネーター職に就いています。コーディネーターといえば黒子の立場ですが、田中さんは馬力のある巻き込み上手。赴任して歳月が浅い私にはまだまだマネできないところです。
 またこれはセンターに入ってからわかったことですが、藤倉さんとは実家が近く中学校も同窓。青年海外協力隊だった経歴も一緒で共通点が多いことに驚きました。田中さんが企業系の人脈を強みとするなら、藤倉さんは官のネットワークに強い。私自身も2人と異なるところで地元との関係づくりを進めています。コーディネーターにとってネットワークは財産そのもの。3人で互いに補い合いながら産学官連携の実現に取り組んでいます。

研究者が見つめる藤倉さん「抜群のバランス感覚」

十勝アグリバイオ産業創出のための人材育成事業
研究代表者
帯広畜産大学教授
倉持 勝久さん 

 センターの創立時に運営委員として参加して以来、田中さん・藤倉さんとともに色々な案件を進めてきました。田中コーディネーターは常にシーズとニーズ、そして事業化の三方向からプロジェクトを進めていける人。今回の「ビートのこころあわせ」もそうですが、地元で気軽に買えて多彩な飲み方を楽しめるものという明確な出口を定めた共同開発がああいう形で実を結んだと認識しています。
 藤倉コーディネーターは抜群のバランス感覚の持ち主です。あらゆる方向から収集した情報を冷静に消化して関係者に提供できる手腕を買っています。情報処理が不得手な例に貯めこみ過ぎの便秘型と未消化の下痢型がありますが、藤倉さんはヘルシーなすっきり型。頼もしい人材です。

帯広畜産大学地域連携推進センター

http://www.obihiro.ac.jp/~crcenter/
〒080-8555 帯広市稲田町西2線11番地
TEL:0155-49-5771・5776 FAX:0155-49-5775
代表者/地域連携推進センター長 日髙 智
従業員数/10名(平成24年3月現在)
設立/平成8年5月11日

取材日:平成24年2月22日 取材・文 佐藤優子

田中さん藤倉さん

藤倉さん田中さん
丹治さんいわく、「田中さんは馬力のある巻き込み上手」
倉持さんいわく、「藤倉さんは抜群のバランス感覚の持ち主、ヘルシーなすっきり型」


お問い合わせ・相談申し込み

相談担当者スケジュール