北のものづくりサポーター

北海道の産学官連携の要になる人々を紹介します

この記事の内容は取材日(2009年12月18日)時点のもので、現時点では組織構成などが変更されていることがあります。

NEDOと北海道経済産業局、二枚看板で実現する北国発、産業技術の実用化。

 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構、略称NEDO(ネド)のイノベーション・オフィサーと、北海道経済産業局 技術企画調査官。2つの公式な顔がつきあっているうちに親しみやすい「ヒゲの佐々木さん」という輪郭を結ぶ。支援するのは出口を見据えた技術開発。軽やかなフットワークに定評がある。

独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
北海道支部 主幹 イノベーション・オフィサー

佐々木 淳さん(42歳)

昭和42年神奈川県川崎市生まれ。東京工芸大学大学院卒業後、建設会社に就職。平成16年にNEDOに入構し、平成19年から北海道支部に勤務。

産業界への出口を最重視する企業・大学支援

 まず初めに今回の主役、佐々木淳さんが籍を置く機構の紹介から始めよう。(…次のページへ)

北のものづくりサポーター

 北海道各地において活躍する技術相談・支援ネットワークの要となる人物を紹介するコーナー。活動内容やこれまでの実績のほか、その人の「人となり」を掘り下げて紹介します。

産学官連携

 大学や研究機関などが持つ技術やノウハウを民間企業の活動に結びつけて、新たな製品を生み出したり既存の製品の改良を行おうとする試み。さらに公的機関の補助金プログラムの利用を支援するなどして、企業の研究開発を「学」+「官」で支援・促進する。

 民間企業にとっては研究開発に外部の資源を利用できるメリットがあり、また大学や研究機関にとっても実際の産業に則した研究を行うことができるというメリットがある。

 通常は、産(民間企業)と学(大学・研究機関)のマッチングを、官(公的機関・支援機関)が取り持つことで実現している。


お問い合わせ・相談申し込み

相談担当者スケジュール

【会員限定】施設利用